ピクチャーウインドウのある機能的なLDK｜H様邸（安芸郡府中町）

『額縁』のある家
―内と外をつなぐもの―

安芸郡府中・八幡の家

お祖母様の古い家をお嬢様夫婦の新居にしたいとの相談で始まったリノベーション。
昭和40年代の建物の十分な建物診断を実施し、、耐震・断熱同時改修の計画を立てた。
「集いの場」LDKを中心とするリノベーションは、建物全体の通風・採光を考えて窓を配置し、リビングに面してウッドデッキを設けることで、室内から外へと空間の繫がり、広がりを持たせた。
テレビボード上の窓は「額縁」。季節の移ろいを絵画のように楽しむ。
譲り受けた家は、新生活のスタートにふさわしい心地よい空間として蘇った。

コンセプト
・多様な使い方のできるフレキシブルな住まい
・安心感のある住まい
・光と風と季節の変化を愉しむ、「外」との繋がりのある暮らし

★「ひろしま住まいづくりコンクール2013」　リフォーム部門　最優秀賞　(2014/2/19付)
★「ひろしまの住まい事例集2014」（広島県木造住宅生産体制強化推進協議会編）　掲載

【審査員選評】
南に並んだ個室を大きくまとめてキッチン、ダイニング、リビングの「集いの場」として一部屋に造り変えた。またLDKと一体的な使用を考えて北西の部屋を和室として改修し、今の若い家族の生活スタイルに合致したモダンな造りとなっている。窓開口等により採光、通風にも気を配っている。模範的なリフォームと言える。