長いアプローチのある住まい

【長いアプローチの魅力】

ゾーニングってご存じですか?

住宅の間取りを考えると同時に、庭やアプローチ、駐車スペースをどう配置するかを検討することをゾーニングと言います。

敷地の特徴(道路の位置・方位・形状・周囲の環境等)を理解し、その敷地の特徴を最大限に活用していくことが住まいづくりには大切なんです。

今日は、玄関から道路までのアプローチのことを考えたいと思います。

 

アプローチって

アプローチとは道路から玄関までの通路の事をいいます。また、アプローチは外観と並ぶ建物の「顔」なのです。

アプローチの長さで外観イメージも違ってきます。玄関までのアプローチを長くとることによって雰囲気をつくることができます

従来は主庭、中庭、裏庭とともに「前庭」と呼ばれていた部分です。

 

今日では敷地の狭小化が進む都市部ではアプローチの確保は難しく、車が生活必需品となり、駐車スペース確保の為にアプローチを駐車スペースと兼用する場合も多いのです。

長いアプローチの家

 

アプローチの役割 

アプローチは「パブリック」と「プライベート」の緩衝地帯、バッファーゾーンとなってくれます。

道路との間に緩衝地帯があることで、住まいの安全性が高まります。

客や道を行く人に対しては、 わが家らしさをさりげなく伝えるメッセージ的な役割を担う場です。。

また、社会との緩衝地帯となるアプローチを歩くのは、住まい手にとってほっとするひと時になるものです。

一方、訪問者にとってアプローチは、ドアをノックする前の心の準備をするスペースとなります。

 

実際の住まい手さんの声は

アプローチの長い家に住まわれている奥様の声を紹介します。

「家の前には車の通る道路があります。

でも、玄関が道路に面していないので敷地外までワンクッションあるのは助かります。

小さい子が急にどんどん歩いて行っても道にすぐ飛び出すことがないので親としては安心です。」

 玄関ポーチ

長いアプローチを楽しもう

アプローチが長いと、おでかけする時、わくわく感が増します。

それに外とは区切られたプライベート感が作れるのも長さのあるアプローチだからこそ。

また、長いアプローチに植栽を施し、四季の変化を楽しむことができます。

ガーデニング時の休憩用におしゃれなベンチを置いたりすれば絵になりそうです。

 

次の画像は玄関ポーチに立った時の眺めです。

庇が出ているので出入り時はとても便利なんですよ。

玄関前の緑の景色

 

いかがでしたか?

今回はアプローチについてお話しました。

長いアプローチの魅力を理解し、暮らしを愉しめるといいですね。

 

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住まいは人を守ったり、子どもが育つ大切な環境として捉え、

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