季節を感じる暮らし~三月はひな祭り

季節を感じる暮らし~三月はひな祭り

春の訪れを感じる伝統行事

節分を過ぎてスーパーに行くと、いろんな種類のひなあられが店頭に並べられていました。

そうなんですね。来月33日は「ひなまつり」。雛人形や桃の花を飾り、ちらし寿司などが並ぶ、春の訪れを感じる日本の大切な伝統行事です。

起源は平安時代

雛祭りは平安時代を起源とする説があります。上流階級の女の子たちの「おままごと」を「ひいな遊び」といい、雛祭りは「ひいな遊び」と「上巳の節句」がいつのまにか一緒になったもののようです。

昔は子どもが無事に育つことは大変なことでした。そして、「上巳の節句」は幼子の無事な成長を祈る行事となりました。

江戸時代には庶民も人形を飾ることが一般的になり、それが現代でも続いています。今は女の子が幸せに健やかに成長することを願うお祭りとして定着しています。

お道具のこと

雛人形のお道具には意味があります。お内裏さまとお雛さまの背後にある金屏風は「結婚式を迎えた2人の未来が、輝くように」と言った意味合いがあるようです。

また、下に敷く赤い毛氈は、魔除けの意味があります。ほかにも雛人形の飾りにはそれぞれ意味が込められています。

知識が増えると、雛祭りをもっと楽しめそうですよね。

雛人形を飾る時期

おすすめは、立春(24日)を過ぎた頃。雛祭りの日の前日に飾るのは「一夜飾り」として縁起が悪いと言われます。最低でも33日の1週間前には出しておきたいですね。

2月中旬頃までの湿気が少なく、天気の良い日に飾るのがおすすめです。

初節句の際は、早めに雛人形を出して長く楽しむのも良いですね。

初節句

生後はじめてお祝いする雛祭りを「初節句」と言います。
住んでいる地域によりますが、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、白酒などが一般的な雛祭り料理です。

雛人形を片付ける時

雛人形は、木材や布を使用しています。外気に当てて、湿気を取り除きカビが生えないようにしましょう。埃はしっかり払い、害虫がつかないよう薄葉紙で包むようにして、箱に戻しましょう。
片付けるのは「啓蟄の日」である36日頃が良いと言われています。 若葉が芽吹き虫が蠢き始めるとされるこの日は「雨水」の次の節目に当たります。

33日からたった3日後とはずいぶん慌ただしい気もしますが、できるだけ季節の節目を超えず、遅くとも3月中旬頃までに片付けるのが良いようです。

余談ですが、幼いお子様にとっては和服を着たひな人形や小さなお道具は珍しいものです。おもちゃにしてしまうかもしれませんね。

私どもの経験では、下の写真のようなこともありました。何をしても可愛いですね。

初節句

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