2022/05/16
「住宅取得時の諸費用とは?」
住宅を取得するときには、建物や建物まわりの建築工事以外に各種の諸費用を支払うことになります。諸費用とは税金や手数料のことで、通常は住宅ローンの借入額には含まれず現金で支払うお金のことです。
住宅の種別やケースによりますが建売住宅や中古住宅は物件価格の6~8%、注文住宅は土地・建物の総額の10~12%前後が目安とされています。
細々とした出費でも、合算すると予想以上の出費になることもあるため、余裕を持った予算設定が重要です。
具体的な8つの費用
具体的な費用を挙げてみると以下のようになります。
- 印紙税
- 登記費用
- 住宅ローン借入費用
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 地鎮祭や上棟式の準備
- 家具や家電の購入費用
- 引っ越し費用
一つひとつ解説いたします。
印紙税
印紙税とは契約書に貼る印紙代のことです。契約書に決められた額の印紙を貼り、印鑑で割印(正式には消印)を押すことで納税します。注文住宅を建てる時の建設工事請負契約書、金融機関から住宅ローンを借りる時の住宅ローン契約書などがあり、それぞれに印紙税がかかります。
登記費用
登記とは、土地や建物の所有権などの権利関係を登記所(法務局)の登記簿に記載することです。
所有権を登記することは、その土地や建物が自分のものであることを第三者に示すことになるわけです。住宅ローンを借りる場合は抵当権の設定登記も行われます。これは金融機関が土地や建物を担保にお金を融資したことを示すものです。
これらの登記をする際には、登記免許税という税金を納めます。税額は所有権の場合、土地・建物の評価額(固定資産税評価額)に一定の税率をかけた金額です。
住宅ローン借入費用
住宅ローンを借りるときは、まず金融機関に支払う融資手数料が挙げられます。また、ローン保証料がかかります。ネット系の銀行は保証料がかからない場合が多いので、その代わりに手数料を高めに設定している金融機関が少なくありません。
ローン保証料とは保証会社に支払うものです。ローンの返済が滞った場合に、保証会社が代わってローン残高分を金融機関に支払います。かといって借りている人の返済が免除されるわけではなく、返済先が保証会社に代わるのです。
その他の費用としては団体信用生命保険や火災保険の加入、近年では地震保険にも加入するケースが増えています。
不動産取得税
土地や建物を買うときに一度だけかかるのが不動産取得税です。買った住宅に入居して数か月ほどすると都道府県から納税通知書が届くので、金融機関で納税します。
固定資産税
土地や建物を所有している人に市町村が毎年課税する税金です。
土地・建物それぞれに軽減措置がありますが、建物の軽減は新築から一定期間のみとなっています。なお、評価額は3年ごとに見直され、建物については築年数を経るにつれて評価額が下がっていきます。
地鎮祭や上棟式の準備
※地鎮祭では神主さんへの謝礼(初穂料)や御供え物代を用意します。
※上棟式は一般的に御供え物や、大工さんへの昼食が必要です。
家具や家電の購入費用
新居用の新しい家電や家具を用意する場合は購入費用をリストアップしておきましょう。
新居への引っ越しにかかる費用
新居ができるまでの仮住まいの費用や、仮住まいからの引っ越し費用なども必要です。
このように住宅を購入の際には建築費用とは別に様々な諸費用がかかります。
しっかりと資金計画を立てておくことが大切です。
竹野内建設は、
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