2022/09/17
【西日対策、おすすめの方法】
夏の暑さが年々と厳しくなっています。それによって午後から夕方にかけて部屋に差し込んでくる西日にも悩まされます。冬はぽかぽかと部屋を暖めてくれますが、夏はうんざりされている方が多いのではないでしょうか?
猛暑日や真夏日は室内でエアコンをつけても暑さに耐えられないこともあります。だからこそ、室内を快適にする効果的な西日対策のことを考えましょう。
まず、西向きの部屋(西側に窓のある部屋)の事を知ろう
■メリット
- 日差しを利用することで冬の暖房費を節約できる
- 日差しで明るさを確保できる
■デメリット
- 夏は室内温度が上がる
- 夏は電気代が高くなる
- 紫外線の影響で家具やカーテンの変色・劣化が進む
- 西日によって紫外線を浴び、シミやしわといった肌トラブルを引き起こす可能性がある
おすすめの西日対策、あれこれ
屋外でできる対策
■すだれ(簾)・よしず
日本の夏の暑さ対策といえば、やはりすだれやよしずですね。日本古来からあるものですが、遮光・遮熱性能に優れているので現代でもよく使われます。
■日よけシェード
すだれやよしずはどちらかというと和の住宅に合うイメージですが洋風デザインの住宅であれば日よけシェードを使うのもおススメです。薄手の素材のものが多く取り付けも簡単です。
■オーニング
シェードとよく似ていますが、オーニングはテント部分の巻取りが可能なので、光の入り具合を調整できます。また、シェードと比較すると比較的厚手のものが多いため、雨除けになるものもあります。取り付けには工事が必要です。
■緑のカーテン
緑のカーテンとは植物の力を借りたカーテンのことです。窓際にネットを張り、ツル性の植物を絡ませて窓を覆うものです。アサガオ、ゴーヤなどを使います。ゴーヤは実がなると食べれますしね。窓からの日差しを遮ることができるのはもちろんのこと、植物の蒸気作用によって周辺の温度を下げる効果が期待できます。
■外付けブラインド
環境先進国のドイツでは、窓の外側で太陽光を遮る方法として外付けブラインドを設置する家が多くあります。すだれ・よしずなどと同様に外側に設置することで窓際で発生する熱の室内侵入を防ぐことができます。すだれ、よしず、日よけシェード適度に光を採り入れたり、景色を楽しむことができなくなってしまいますし、準備や出し入れが大変、デザイン的に現代の建築に合わないというマイナス面もあります。外付けラインドならこれらすべてを解決します。
※参考:ドイツの外付けブラインド「ヴァレーマ」 商品につきましては、こちらからお問い合わせください。
屋内でできる対策
■遮光カーテン
厚地のものからレースタイプのものまで様々な商品があります。厚地のものはより多くの日差しを遮ってくれますが、部屋が暗くなるデメリットもあります。一方、レースタイプのものは明るさはそれほど損なわれませんが、遮光効果は厚地ほど期待できません。
■ロールスクリーン
カーテンレールがなくても簡単に取り付けられます。巻取りも可能なので明るさの調整も簡単です。頻繁に出入りする窓では上げ下げがひと手間と感じてしまうかもしれません。
■室内ブラインド
ロールスクリーンとくらべ、角度を変えることで日差しの調整が可能です。また風を取り込むこともできます。
■ガラスフィルム
ガラスの室内側の表面に遮熱フィルムをはることで遮熱効果を図るものです。
■遮熱効果のある窓ガラスに交換
ガラス自体を交換する対策なので他の対策と比べ場所を必要としません。フィルムより耐久性に優れており、交換するガラスによっては日差しを遮る遮熱効果だけでなく、冬場の断熱対策や結露対策にも効果を発揮できます。
まとめ
西日は冬には部屋の中に「暖」をもたらしてくれる一方、夏は強烈な暑さをもたらします。
室内からの対策も一定の効果を見込めますが、より効果を高めるのであれば室外対策にも力を入れることを推奨します。
毎年、夏の日差しに悩まされている方は、しっかりと西日対策を施し、快適な空間をつくってみてはいかがでしょうか。
竹野内建設は、
住まいは人を守ったり、
子どもが育つ大切な環境として捉え、
心身を健やかに保つように使用素材を精選し、
採光・通風・ご家族の暮らしの動線に配慮した間取りを提案しております。
住まいのこと、家づくりのこと、どうぞご相談ください。
*******************************************************
ご相談、ご質問は ⇒こちらから
TEL 082-822-7711
【営業時間】8:30〜18:00
【定休日】日曜日・祝日
*******************************************************
こちらからもお問合せを受け付けております。