〈現場日記〉1級建築施工管理技士の新築現場の進捗報告★

新築現場の様子は?

こんにちは、施工管理の堀田です。皆さん、酷暑の毎日、いかがお過ごしでしょうか。私も暑さ寒さは関係なく、毎日現場で一生懸命取り組んでおります。

今回、私が書いたのは、新築工事の際に最初に行う「水盛・遣方」についての記事です。

 

「水盛・遣方」とは?

水盛・遣方(みずもり/やりかた)というのは、工事を着手する前に、 建物の正確な位置を出す作業のことです。本日の画像は私が現場で撮影したものです。

竹野内建設の水盛・遣方写真

最初に

最初におよその建物の位置に地縄を張ってそれに合わせて杭を地面に打ち込みます。

次に高さの基準を予め定めている箇所(GL=グランドライン)を基準としそのGLから+○○mmのところを建物の設計GLとし、その高さ関係をレベルという測量機で出します。

その高さの基準を杭に反映させていく作業として、水貫という板を杭に打ち付けます。

この時打ち付ける水貫を設計GL+○○mmが基礎の天端+150mmといった高さにしておきます。

+150mmとするのはこの後の基礎工事の型枠等を組む際に必要な余分な高さとなっております。

次に

次に位置の基準となる隣地境界線や道路境界線等から、トランシットといった測量機で正確に建物の位置を出します。

そこから基礎の位置を(写真の3本線のうち両端の線が基礎幅、真ん中のZのようなマークが書かれている線が基礎の芯を表しています)水貫に出していき、最後に4方向の長さ、対角寸法、基礎の位置、高さ等確認して作業終了です。

この「水盛・遣方」が建物の高さや位置関係を決定する重要な作業です。

近年ではこの作業を基礎屋さんに任せて元請けの負担を少なくする傾向が見られますが、弊社では必ず代表の竹野内と現場担当(この現場は堀田)と信頼のおける弊社専属の大工さんで行います。見えないところだからこそ、誠実に工事していく竹野内建設の特徴の一つでもあります。

こうして新築工事がスタートしていきます!今後も進捗状況を掲載していきたいと思います。ご期待ください。

住まいのご相談やご質問は是非、堀田または弊社までお申し付けください。

 

株式会社竹野内建設は、

住まいは人を守ったり、

子どもが育つ大切な環境として捉え、

心身を健やかに保つように使用素材を精選し、

採光・通風・ご家族の暮らしの動線に配慮した間取りを提案しております。

住まいのこと、家づくりのこと、どうぞご相談ください。

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