リフォームの流れ

現在お住いの家、あるいは中古住宅を購入されてフルリノベーションしたいと考えている方はもちろん、キッチンやバスルームなど傷んだ部分だけをリフォームしたいという方にとっても「契約から工事までの流れ」についてある程度把握しておくことは大切です。段取りよくリフォームを進めていくためにも流れを確認しておきましょう。

ご家族で日々の生活で困っていること・不便なことなどを書き出してみます。箇条書きにしたら、その中から「今、最も必要なリフォーム」、つまり優先順位を決めます。
リフォームしたい場所、したい事が決めれば、次は「イメージの明確化」です。インターネットや雑誌・写真などで情報を集めてもを良いと思います。
ご家族の意思疎通はとても大切なので、しっかり話し合いましょう。家族がバラバラな要望をお持ちだと、リフォームはスムーズに進みません。
家族の要望がまとまったら、次はリフォームの予算を決めて資金計画を立てます。

リフォームしたい内容・予算が決まったらいよいよ相談の段階です。お電話やホームページの問合せからお客様の要望や予算などをご連絡下さい。
ご連絡を頂いたら、弊社から訪問日について電話やメールでお返事いたします。

まずはお客様の家の状況をしっかりと把握させて頂きます。
調査当日は様々な調査を行うことになります。また、お客様のご要望やお困りごとを伺い、状況の確認をいたします。間取り変更や全面改修の場合は、お住まい全体の間取り作成を行います。家の状態によっては、耐震補強やシロアリ対策等の必要性なども確認いたします。

• □ 現地調査時にできれば準備して頂きたい資料
  1. 図面（建築、購入時、以前のリフォーム時の資料）
  2. 建築確認申請書類や建築当時の工事写真
  3. 家の不満や改善したいことのリスト
  4. リフォームのイメージに近い写真等
  5. 管理規約（マンションの場合リフォーム内容に影響が出る場合があるため）

現場調査後、２～３週間ほどでプランや見積りをご提示致します。
間取り変更などを伴う大きな工事の場合は、まずプランを提示してある程度方向性が決まった時点で見積もり作業に入ります。
間取りや方向性が決まったら細かい仕様や色・質感などをお客様と一緒に決めていきます。
ショールームで実物を確認し、住宅設備品のサイズが家庭での使用状況にマッチするかを確認します。満足いくまで打合せを繰り返して、金額のすり合わせを行います。

プランの内容・金額にご納得頂けたら、いよいよ正式にご契約です。
「見積書・仕上げ表・図面」などの契約書類をしっかりと確認して頂きます。

リフォーム工事を開始するための準備として着工準備が必要となります。
□ 近隣へのご挨拶
工事期間中は近隣に少なからず迷惑をかけます。後々のトラブルを避ける意味でも事前に挨拶廻りをしましょう。弊社の工事担当者と一緒にご挨拶に伺うのも良いです。（担当者は必ず挨拶廻りを致します。）

1. 一戸建ての場合・・・両隣、表、裏、工事車両を停める場所の近隣など
2. マンションの場合・・・同じフロア（両隣）、上下階のお部屋など

※とくに注意が必要なことがあればお伝えください。

□仮住まいが必要な場合は事前準備を
間取り変更や水回りの場所変更など大掛かりなリフォームの場合、完成するまで別の場所で暮らす必要があったり、荷物を貸しトランクに預けた方がスムーズな場合もあります。

着工準備が終わったら、契約時に決められた日からいよいよ工事が始まります。
一戸建ででの外装リフォームの場合、架設足場の組立から始まります。内装リフォームの場合は、基本的にはまず解体工事から入ります。既存の箇所を解体・撤去してから造作工事に移行します。

工事中は、出来たら現場を見に行きましょう。途中経過を見ることで「収納棚を増やしたい」「コンセント数を増やしたいor場所を変えたい」などの要望が出てくることもあります。

なお、工事の邪魔になることもあるので、現場に行くタイミングは担当者に確認して下さい。また気が付いたことがあった場合は現場の作業者ではなく、担当者に連絡をして頂きます。

工事が完了したら、図面や仕様書どおりに作業が終わっているか？キズや不具合がないか、設備や機器が問題なく作動するかなどを、担当者とともに一つずつチェックして頂きます。問題なければ、完成・引き渡しという流れになります。