夏の風物「風鈴」は魔除け!?

夏の風物「風鈴」は魔除け?

みなさんのお宅には風鈴はあるでしょうか? 

というか、もう吊り下げておられますか?

風鈴の音色は涼しさと癒しを運んで来てくれます。

夏場、どこからともなく風鈴の音が聞こえてきた記憶があるのですが、実は、ここ最近、外を歩いていてもあまり音を聞きません。

室内でも窓を閉め切ってエアコンをつけていれば、聞こえるはずもありませんね。

 

風鈴の発祥

日本の夏、暑い日に心地良い音色で涼を演出してくれる「風鈴」。  

発祥は中国の青銅の鐘「風鐸(ふうたく)」と言われています。  

 

風鈴の歴史

7世紀頃の中国では、竹林の東・西・南・北に風鐸を吊り、風向きや音の鳴り方で物事の吉凶を占っていたとされています。

風鐸は仏教とともに日本に伝わりますが、当時の日本では「強い風は病や災いを運んでくる」と考えられ、魔除けとして吊るしていたそうです。  

 

いつ定着?

夏の風物としての風鈴が定着したのは江戸時代と言われ、長崎から伝わったガラス細工の風鈴が大流行。

その後、南部鉄や真鍮、陶器や竹、炭、貝殻など様々な風鈴が登場しました。

 

素材もさまざまある風鈴

素材によって音色もさまざまです。

夏の涼しい音色を楽しんでくださいね!

 

私もさっそく

懐かしさのあまり、ネット注文してしまいました。

今日届いたのですが、小さな箱に入っており少し驚きました。

しかし、箱を開き対面すると、その南部鉄器の「存在感」に再び驚くことに。

また、存在感だけでなく、美しい音にも驚きました。

どこに吊ろうかと思案中です。

 

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