住まいのリフォームコンクール「特別賞」受賞のこと

第35回住まいのリフォームコンクール特別賞受賞のこと

一冊の作品集

 

事務所の本棚にいろいろ冊子を並べています。

昨日、ふと目に触れたこの冊子は「住まいのリフォームコンクール入賞作品集」。

思わず手に取りました。

思い返すと驚きの8月だったわけです。

6月29日締め切りということで、書類を仕上げ終わったのがぎりぎり6月25日。

そもそも、応募した理由は毎月送られてくる建築士会の情報。

「こんなのがあるんだな」という実感。その審査基準を読むと、ぴったりの事例が「トネリコの家」。それで急遽、応募を思い立ったのです。

コンクールの目的と主催者

このコンクールの目的は、応募要項を見ますと 「全国各地で施工された住宅リフォームの事例を募り、住まいとして優秀な事例についてリフォームの依頼主(施主)・設計者・施工者を表彰し、これを消費者や事業者に広く紹介することにより、住宅リフォームの促進とその水準の向上を図る」とあります。

主催は公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターで、国土交通省をはじめ独立行政法人 住宅金融支援機構・独立行政法人 都市再生機構・一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会・一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会などが後援。また協賛は一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構 他24団体という大きなコンクールでした。

審査は、書類審査と現地審査

まず、提出書類により審査され、入賞候補作品を決定されます。

さらに上位賞候補作品については、審査委員が現地を直接訪問し、当該住宅などの調査と応募者や居住者へのヒアリング等による確認を行った上で、受賞作品を決定するということでした。

そして8月1日

住宅リフォーム・紛争処理支援センターから8月1日に電話があり、現地審査対象になったと伝えられました。

これは本当に驚きました。

日程調整のやり取りの後、その8月9日には現地審査に3名がおいでになりました。

特別賞と聞いたときは

上から2番目に当たる大きな賞とはつゆ知らず、後からどんどん感動が大きくなりました。 応募件数は、住宅リフォーム部門に452件 とコンバージョン部門に22件あったとのことです。

そこから「トネリコの家」を含む特別賞6点 と優秀賞22点の合計28点が選ばれたのです。

特別賞の内訳は、国土交通大臣賞1点、住宅金融支援機構理事長賞1点、住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞1点、住宅リフォーム推進協議会会長賞1点、住宅瑕疵担保責任保険協会会長賞1点、分野別特別賞1点 。

増改築相談員奨励賞まで

表彰式は東京の四谷でした。喜びにあふれた会場は受賞された方々が全国から集まり、緊張しつつにぎやかです。

社長は増改築相談員としても登録されていたことから、こちらの賞も個人として受賞することになりました。

グッときた審査員講評

リビング、ダイニング、和室の再配置、ロフトスペース、テラスの新設により、家の各所に居場所を増やし、夫婦2人が適度な距離感を持って生活できる空間を構成している。

コンパクトであるにもかかわらず、少しも窮屈でなく暮らしやすい。屋内外のあちこちに楽しい仕掛けがある魅力的な家になった。

子供が独立した後の夫婦のための高齢期対応リフォーム事例として汎用性のある典型例となるものであり、独立行政法人住宅金融支援機構理事長賞にふさわしい優れた作品である。

などと講評をいただきした。  

良い記憶 良い刺激 良い家づくり

時々、パソコンに保存した過去のコンテスト応募書類を見直すことがあります。書類にしても住まいにしてもコピーは作れないと思っています。

家づくりもコンテスト応募書類も一つ一つに魂を込めることの大切さを感じます。

The good memory becomes the good stimulation to continue making houses of good quality.

竹野内建設は、

住まいは人を守ったり、子どもが育つ大切な環境として捉え、

心身を健やかに保つように使用素材を精選し、

採光・通風・ご家族の暮らしの動線に配慮した間取りを提案しております。

住まいのこと、家づくりのこと、どうぞご相談ください。

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