2022/09/06
台風対策は、まずこの5つ
いよいよ台風シーズンの到来です。ご自宅の台風対策はできていますか? 近年は台風上陸の回数も多く、大きな被害が発生する危険性が高まっています。
暴風で被害を受けた住宅をテレビやニュースで見ましたが、住宅の窓ガラスが割れたり、木が倒れたりと風の強さを物語っていましたね。
平均風速20m/s以上になると、看板の落下や屋根瓦、屋根葺材が飛ぶなど被害が出始めます。強い台風では飛来物で窓ガラスが割れるなどの危険性が高くなります。ガラス破片でケガをしたり、雨が吹き込んで腐食やカビが発生し高額リフォームが必要になることもあります。
また暴風が室内へ一気に流れ込み、家の屋根が吹き上がってしまうという被害も報告されています。
対策1.強風から窓を守る
台風の被害で最も多いのが強風による被害です。風で吹き飛ばされたものが窓に直撃してガラスが割れると破片が飛び散り大けがをする恐れがあります。また、ガラスが割れることで強い風が室内へ一気に流れ込み屋根が吹きあがってしまう可能性もあります。防犯を兼ねた1階の窓の対策だけではなく、2階の窓もしっかりとした災害対策ができるとよいですね。
ところで、窓ガラスにダンボールや養生テープを貼る対策をする家を見たことがあります。応急処置として手軽にできますが、窓ガラスの割れを防ぐのには不十分。十分な対策というと、やはりシャッターや雨戸での対策が一番安心です。飛来物から窓をしっかりとまもってくれます。
しかし、窓にシャッターや雨戸が取付けできない場合もあります。そんなときは防犯合わせガラスがオススメです。飛来物があたって割れてガラスの破片が飛散しにくいという性能があります。また、費用があまりかけられない方には、飛散防止フィルムなどをガラス面に貼っておくとよいでしょう。
対策2. ベランダの不要なものを片付ける
ベランダにある物干し竿や洗濯バサミなどが台風の強風で舞ってガラスを割るというケースもあります。家の中に片付けたり、紐で固定するなど飛ばされない工夫をしましょう。
対策3. 雨戸やシャッターが閉まるか確認する
雨戸やシャッターがすでに付いているお家は実際にそれが閉まるのか、ガタついてないかなどをしっかりとチェックしておきましょう。めったに使われていないお宅は事前の確認が必要ですね。強風による飛来物により、ガラスが割れるおそれがあるので、シャッターや雨戸は最後まで閉めてロックしましょう。
対策4. 屋根をチェックしておく
屋根瓦は飛んでしまうととても危険です。第三者に危害を与えてしまう恐れもあります。屋根瓦がずれていないか、ひび割れていないかなどを確認し、異常がある場合は早急に修理をする必要があります。台風で瓦が飛んでしまうと雨漏りがしてしまうことにもつながります。
お客様自身が屋根に上がって確認することは大変危険ですので、下屋根がある場合は2階から見える範囲で確認したり、ご自宅の屋根が見える位置から屋根を確認してみてください。
年月が経っている屋根で何かご心配な状態があれば、弊社にご相談ください。弊社はお住まいに関わることは屋根・外壁などをはじめ、すべてのご相談をお受けしております。
まだ台風の時期じゃないからと、放置していると近年の「線状降水帯」などで想定外の雨量により、雨漏り被害に繋がってしまうこともあります。また、屋根材などの飛散は近隣とのトラブルに発展することもあります。
対策5. 雨樋を掃除しておく
家の周りに木々が多いお家は特に雨樋の掃除をしておくことが大事です。枯れ葉やゴミなどが詰まり雨水が流れなくなってしまいます。建物の構造によっては流れず溢れた水が逆流して屋内に漏れてくることもあります。台風が過ぎた後にも雨樋はチェックしたほうが良さそうですね。遠くから葉っぱはゴミが飛ばされてくる可能性もあるので。
その他にも、雨がたくさん降る台風の場合もあるので、浸水に備えて土嚢を用意しておいたり、自宅廻りの側溝にゴミが溜まっていないか。溜まっている場合は溝掃除をしておくなど、日ごろから準備をしておく必要があります。そうすれば、被害があっても少なく済んだり、夜でも安心しておれると思います。今年もまだまだ台風が来ると思いますので、しっかり準備しておきましょう。安全には十分考慮して…。
竹野内建設は、
住まいは人を守ったり、
子どもが育つ大切な環境として捉え、
心身を健やかに保つように使用素材を精選し、
採光・通風・ご家族の暮らしの動線に配慮した間取りを提案しております。
住まいのこと、家づくりのこと、どうぞご相談ください。
*******************************************************
ご相談、ご質問は ⇒こちらから
TEL 082-822-7711
【営業時間】8:30〜18:00
【定休日】日曜日・祝日
*******************************************************
こちらからもお問合せを受け付けております。