2023/02/01
「時産」という言葉を聞いたことがありますか?
時産とは「家事の時短(タスクの省略・手抜き)」という概念を変えて、時短によって時間をうみ、生活のゆとりにつなげるという考え方
「時短」と聞くと、手抜きをしているイメージだったり、罪悪感を持つ人もいるようですが、時短によって空いた時間を使って散歩したり、趣味を始めたり、家族との時間を大切にする…。あくまでも「手抜き」ではなく「ゆとりを生む」とプラスに考えると、取り組みやすくなりませんか?では実際どのように時間を生み出せばよいのか、方法を考えてみましょう。
その1、家事テクの活用
例えば、献立をまとめて考えるという方法。
1日3度の食事の献立を毎日考えるのは大変ですよね。1週間分まとめて考えたり、曜日ごとにメニューのパターンを決めておくと、買う食材はすぐに決まります。
買い物時間も短縮されますし、まとめ買いすれば買い物回数を減らすことも可能です。
また「下味冷凍法」 もオススメです。肉や魚をまとめ買いし、調味料をジッパー付きバッグに一緒に入れて冷凍保存します。下味が付き、解凍後に加熱調理するだけでおかずが完成。食材のおいしさも長持ちさせる一石二鳥の冷凍保存テクニックです。
その2、面倒な家事は便利家電に頼るのもアリ
代表的なのが、食器洗い乾燥機。食器洗いは「しなくていい家事」と決めて、食洗機に任せてしまいましょう。手洗いよりもキレイに洗えたり、節水などのエコにもつながります。
また、面倒なトイレやお風呂などの水廻りの掃除も「しなくていい家事」に加えたいところです。最新の水廻り設備は機能性に優れ、汚れがつきにくいものや自動洗浄できるものもあるので、任せても良いのではないでしょうか。
その3、家事シェアしやすい動線にリフォーム
例えば、キッチンとダイニングの一体化。できあがった料理を皿に盛り付け、ダイニングテーブルへ運んで配膳する作業も、時間や手間を要します。回遊できるアイランドキッチンとダイニングを一体にすることで、料理・配膳・片付けの一連の動作がスムーズにこなせ、家事シェアもしやすくなります。
さらに、洗濯物を取り込んでたたんだあと、家族それぞれの部屋に衣類を持って行くのも面倒な作業の一つですよね。そこで、家族全員の服を1カ所に集結させたファミリークローゼットを設置。
家族それぞれの部屋に洗濯物を持っていく手間も解消でき、家族みんなで収納場所を把握することで、探し物をすることも減りそうです。
その4、家事をサポートしてくれるサービスの利用
例えば、ネットスーパーを利用して買い物時間を短縮。余裕のあるときに注文しておけば、効率的に時間を使うことができます。また、定期的に家事代行サービスを利用するのもオススメです。一度キレイになると掃除のやる気も湧いてきませんか?その他、宅配クリーニングや食材キットの配達サービスなども活用して、上手に負担を減らし、前向きな日々を送る工夫を考えましょう。生み出した時間は自分のために有効に使いたいですね!
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