2023/05/25
コミュニティーを生み出す住まい
「住み開き」という言葉、ご存じでしょうか?
住み開きという暮らし方は、文化活動家・アーティストであるアサダワタル氏によって2009年に発案されました。現在では、家を開くことで生まれる地域交流や趣味を生かした多様な働き方にも関連して注目を集めています。
「住み」家を「開く」、つまり住宅を開放するという意味の造語。本来プライベートなスペースである自宅の一部を開放し、カフェやギャラリーなどコミュニケーションの場として公共化することです。
シェアハウスのように生活を丸ごと他人と共有することではなく、自分の「好き」を活用して、地域交流の場として活用するなど、外部の人と交流できる住まいの空間です。
趣味が暮らしを豊かにする
内閣府の調査によると、「おうち時間」の増加をきっかけに本格的な趣味に挑戦したという人が多いようです。そこで注目されているのが「住み開き」。
「子どもが独立したので、空いた部屋を使って絵画教室を始めた」、「リビングを週末限定カフェとして開放し、好きなコーヒーを振る舞う」など、自身の趣味をきっかけに、自宅の一部を活用して他者とのつながりを持つ新しい暮らし方です。
ライフステージの変化でリフォームを検討されるケースはこれまでも数多くありましたが、最近では特に「趣味」や「自分だけの空間」というキーワードが重視される傾向にあります。おうち時間が増えた今だからこそ、自分らしい暮らし方について考える好機なのかもしれません。
住み開きは新しいコミュニティーのカタチ
住み開き」は誰でも気軽に始められることが最大のメリットで、副収入を得たいという人、地域交流や人脈づくりをしたい人など、始めるきっかけはさまざまです。
注意すべきポイントは、セキュリティを考えてプライベートスペースとしっかり区分けしておくこと。そして最初から大勢の「知らない人」を招き入れるのでなく、最初は友人・知人から徐々にコミュニティーの輪を広げていくことなどが挙げられます。
使わなくなった和室や独立した子ども部屋の「住み開き」、リフォームで使いやすく手を入れて、活用するのはいかがでしょうか?
こちらもお読みになってください。➡暮らしの広場6月号
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