【防災】床下浸水対策に止水板の設置を

内水氾濫に備える

地球温暖化やヒートアイランド現象で温められ、水分を多く含んだ空気が引き起こす「ゲリラ豪雨」。日本では1時間に50mm以上の豪雨の発生回数が、年々増加傾向にあり、以前と比べると約1.5倍に増えています。

水害は河川から離れた土地でも起こります。近年では、市街地や住宅街に降った雨の排水が間に合わないことで発生する「内水氾濫」も問題になっています。実は、この内水氾濫の被害が河川の氾濫による「外水氾濫」よりも多いとも言われているのです。

西日本豪雨の夜の住宅街の道路

内水氾濫とは?

堤防から市街地側を“内”、川側を“外”といいます。川の水があふれてくるのが「外水氾濫」、市街地側であふれるのが「内水氾濫」です。

つまり「外水氾濫」とは、大雨によって川があふれて、市街地側に流れ込み、浸水してしまう現象です。

一方、「内水氾濫」は、市街地に降った雨が、通常なら下水道などから排水されるものが、下水道の排水能力を超えてしまってあふれたり、あるいは排水先の河川の水位が上がって、排水できずに浸水してしまう現象です。

ゲリラ豪雨が増加している現代では、市街地の治水機能で対応しきれないのが実情です。

下の画像は西日本豪雨の日、海田町の住宅街で撮ったものです。降り続く雨でどんどん水位が上がり、膝丈くらいまで。駐車場の車もぎりぎりの状態です。こんな中を何台もの車が飛ばしていくたびに道路の水は床下換気口に押し寄せ、浸水被害を受けました。

翌日はありがたいことに雨は止み、住民が流されてきた大量のゴミや土砂を協力して片づけました。町からは散水車が到着し、衛生上も安心な状態に戻しました。

西日本豪雨災害の翌日

浸水した床下は湿気もあり、乾かすのに日数がかかりました。この豪雨災害の経験で学んだのは、やはり被害の予防です。リスクのある地区に住む以上は床下浸水の対策を取った方が安心して暮らせます。

海田町止水板設置補助金制度

令和5年度から開始された「海田町止水板設置補助金制度」を利用して、お客様が止水板設置工事をされました。それを見られて、補助金は取れなくても良いから、自分の家でも止水板を取り付けてほしいとお客様が来られました。

安心>費用、費用よりも安心の方が重要だということを言われました。

下の画像は、職人さんが止水板の取付作業をしているところです。設置後はお客様は大喜びでした!

止水板の設置に対する補助のこと

海田町では、海田町立地適正化計画の防災指針に基づき、住宅・建築物等の防災機能の強化を図ることを目的に、浸水リスクのある地域において、止水板の設置に対する補助を行っています(令和5年度より開始)。一定の条件に基づき、止水板の購入又は設置工事に要した費用の一部を補助するということです。

制度の内容

1. 補助金額

 止水板の購入又は設置工事に要した費用の 2 分の 1(上限 50 万円)

2.補助の対象

 ア 補助の対象となる場所 海田町立地適正化計画で定める居住誘導区域のうち

  ・過去に浸水被害があった場所

  ・浸水被害が発生するおそれがある場所

 イ 補助の対象となる建物  

  戸建住宅、マンション、店舗、事務所など

 ウ 補助の対象となる方

  対象となる建物等を所有又は使用している方

  ※詳しい内容はこちらをご覧ください → 海田町止水板設置補助金制度について

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