【現場日記】リフォーム床材を張っています

真壁と大壁とリフォームのこと

こんにちは。現場担当岩﨑です。 現在、竹野内建設では築50年の家のリノベーションを承り、私はその現場を担当しています。

さて、現場ではフローリング材を張り始めたところです。

この現場はLDK以外は真壁(しんかべ)です。築年数のある建物であることから、柱は傾いているところも多い為、床材を張るのに時間がかかっています。

真壁(しんかべ)工法とは

 

真壁と大壁 イラスト

真壁は、柱や梁を露出させる工法です。古くから日本家屋で使用されている伝統的な工法です。

柱や梁を露出させる分、大壁(おおかべ)より室内を広く設計できるため開放的な空間を実現可能です。 また、剥き出しになっている木材の経年変化を楽しめるという魅力もあります。

真壁工法のメリットをまとめますと次の通りです。

  • 和の雰囲気が強く出る
  • 高級感、重厚感を演出できる 
  • 木の温かみを感じられる 
  • 柱や梁が呼吸できる 
  • 漆喰や塗り壁と相性がいい

柱、梁などの構造材の内側で壁を仕上げるので、少しではありますが部屋が広くなります。また、木目が見えるので「木のぬくもり」を感じられます。木のお好きな住まい手様には選ばれる工法です。

真壁の家 株式会社竹野内建設

写真の木造軸組工法の新築住宅では、和室だけでなく洋間やLDK等など真壁で仕上げて、全体的に落ち着いた和モダンな家となっています。

では大壁(おおかべ)工法って?

大壁工法 竹野内建設

柱や梁の上から石膏ボード等を張り、仕上げる方法を大壁(おおかべ)といいます。現在の新築住宅では大半の家のLDKや各部屋は大壁で仕上げてあると思います。

大壁で仕上げると、少しすっきりした印象になります。真壁で仕上げるよりも手間がかからないので、コストダウンにもなります。

さて、本題に戻ります

話がそれましたが、真壁でフローリングが張りにくい理由は化粧で柱や敷居が出ているからです。

柱を少し削ってフローリング゙を入れるのですが、壁の通りが悪いのもあり、1枚のフローリングを張るのに何度も時間をかけて調整をします。こういう労苦を重ねて、失敗のない仕上がりにしていきます。

フローリング施工中 竹野内建設

弊社社長は増改築相談員の資格も所持しており、経験も豊かなので、相談するとなんでも答えてもらえます!

 

リフォームはシビアな仕事が多く、現場によっておさまりが変わります。

4年目の私にとっては学びになりますし、それもリフォームの面白いところだと思って、仕事をがんばっています!

株式会社竹野内建設は

住まいは人を守ったり、

子どもが育つ大切な環境として捉え、

心身を健やかに保つように使用素材を精選し、

採光・通風・ご家族の暮らしの動線に配慮した間取りを提案しております。

住まいのこと、家づくりのこと、どうぞご相談ください。

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ひろしまの木でつくる居心地の良い家
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